fc2ブログ

#12-12 LOMO Lc-a その12 

LOMO Lc-aシリーズ まとめ
今回をふくめまして、12回にわたって、LOMO Lc-aシリーズについてご紹介してきました。
途中、コレクター仲間からあらたな情報をいただき、「#09-20 LOMO Lc-a その8」を加筆しました。
まだまだ、旧ソ連製のカメラは、SMENA8M同様、わからないことだらけです。

Lc-a底部の変遷
Lc-a底部の変遷については触れていませんでしたので一覧でごらんください。
下から、キリル文字タイプ英文字タイプの順番で、その上の2機種がウィーンタイプ、一番上がLc-a+となります。
Lc-a底変遷250

キリル文字タイプ英文字タイプは、基本的には変わらず、完成できなかったオートワインダ―接点がついています。
ウィーンタイプでは、右側のオートワインだ―接点は埋め込まれています。
また、左側のフイルム巻き上げ接点は、残されていましたが、途中からは、ふさがれています。
Lc-a+タイプでは、このフイルム巻き上げ接点が復活するとともに、あらたに多重露光のためのMIXスイッチがつけられました。

Lc-a+タイプでアクセサリーの充実
Wide Angle LENS(Lc-a+のみ可)、 Fisheye LENSTunnel Vision LENS、 Splitzer(Lc-a+のみ可)が準備され、写真をより楽しめるものになりました。
さらに、水中撮影ができる水中カメラケース、チェキフイルムが使用できるインスタントバックも準備されました。

水中カメラケース
水深20mまで撮影できる水中カメラケースですが、前記しましたフイルム巻き上げ接点があるLc-aであれば使用可能です。
Lc-aマリンカバー300
インスタントバック
富士フイルムのINSTAX Mini チェキフイルムが使用できるインスタントバックですが、Lc-a+には、工具が付属していますので、結構簡単に作業ができますが、それ以外の機種については、多少細工が必要なようです。
知人がLc-a+以外の機種に取付けようと悪戦苦闘したうえで、放棄したものが手元に届きました。
いろいろと手をかけた上で、稼働できるようになりました。
若干 細工は必要ですが、取り付ける要領もわかりましたので、気になられる方はお問い合わせいただければと思います。
Lc-aならではの、トンネル効果がそのまま、チェキに写しだされるのもあらたな楽しみ方といえます。
Lc-aインスタントバック

LOMO Lc-M
Lc-aの改良型として製造されたのかは不詳ですが、1987年に発売され、わずか1000台で製造中止となったようです。
romo Lc-M300

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://omocame.blog44.fc2.com/tb.php/238-85d3e64b